南西急行電鉄研究会

6200系

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6200系/6200系先頭.png
6200系先頭部

6200系/6200系側面.png
6200系側面

6200系/6200系車内.png
6200系車内

6200系/6200系八浦検車区所属車両.png
6200系所属車両一覧(八浦所属)
6200系/6200系御幸台検車区所属車両.png
6200系所属車両一覧(御幸台所属)

6200系/6200系編成図.png
6200系編成構成

1.概要

 6200系は臨時用車両を示す6000番台の形式称号を与えられているが、令和4年度現在ではカテゴリーとしては急行用車両として扱われる。以前は一般用車両として括られており、本形式には南西急行の車両施策の迷走ぶりが色濃く反映している。

 現有車両の出自は以下のとおりで、6200系という車両形式そのものは平成24年度に出現したものである。2019(令和元)年度末時点で全64両の半数ずつが八浦検車区御幸台検車区に所属している。

平成17年度車16両
5400系後期車として、3000系5200系の大規模修繕工事に伴う予備車確保用に投入された。よって当初は急行用車両であった。平成24年度に団体臨時列車対応の改造を受け、一般用車両として6200系に改番された。
平成20年度車32両
5400系後期車として、6000系で運用されていた快急区急の置換用に投入された。このグループももともとは急行用車両であり、平成24年度に団体臨時列車対応の改造を受け、一般用車両として6200系に改番された。
平成26年度車16両
新線目黒台線開業向けの増備車という名目で、当初から6200系として新造された。このロットはシングルアームパンタグラフを装備。

2.主な仕様

 5400系のマイナーチェンジ車として登場し、機械としての仕様はほぼ同一であるが、先頭部前照灯のHID化と位置変更を行い、行先表示器にフルカラーLEDを全面採用して新造された。また、ドア間のシートは全て回転クロスシート(リクライニングはできない)となってシート背面にテーブルが備わり、シートピッチも5400系前期車の850mmに対して900mmに拡大され居住性が大きく改善されている。これは企画段階から6000系に替わって団体臨時列車用車両としても使用することが想定されていたことによる。ただし、設計の途中で7600系建造が決定してトイレの設置が見送られ、長距離運用には使えなくなった。

 しかし、平成25年度から特急用車両置換の施策が始まり、団体列車に充当できる特急車が確保できなくなることから、その代替用として平成24年度に後付けの改造が行われて6200系に改番された。このあたり、車両施策が営業施策に振り回された観があり、余計な手間とコストがかかったことについて、南西急行の車両部門には「最初っからそのように造っておけばよかったものを…!」との声もある。

 6200系化にあたっては、バリアフリートイレ・男子用トイレ・洗面台を2・6号車に装備し、車端部の座席をロングシートからボックスシート(ピッチは1700mm)に変更。また、車体中央の乗降扉付近に補助席を8席設けて着席定員を増やしている。補助席は通常は乗務員室のスイッチ操作でロックされており、団体列車に充当される時だけ使用できる。その際には中央の扉(区別のため黄色になっている)は閉状態で固定され2扉車として扱われる八浦鉄道6000系で採用された機構と同じ)

 車体帯は臨時用車両の紺+ピンクで一際目立ち、車内設備のレベルの高さから、本形式がやってくると「気分がアガる」と乗客からの人気を集めている。

3.車両の運用

 本形式は、通常は急行用車両として運用されるが、団体列車としての運用がある場合には平日朝ラッシュ時の新八浦矢積渋谷快急に優先的に充当され、東京側から出発する団体列車の運用をこなしてから再び上京し、夕方ラッシュ時の区急八浦御幸台に帰ってくる、という動き方をする。団体列車の中で最も需要が大きい、平日朝ラッシュ時の東京口発の列車に充当する車両は上記の運用でしか送り込めず、6200系の存在意義はまさにその点にある。

 団体列車運用に就かない編成は、混雑する急行を避けて快速の運用に充当されることが多い。

4.空港アクセス対応改造

6200系/6200系4・5号車空港アクセス改造.png
6200系4・5号車改造後

 近年の訪日外国人旅行客の急増に伴い、4・5号車に荷物スペースを設ける改造が施工されている。空港アクセス対応改造#5.6200系の改造も参照。

5.妄想の解説

 オールクロスシート、団体列車運用の場合のみ使用できる補助席…というわけで、この車両は簡単に言えば近鉄5200系へのオマージュです。本家は後年の改修工事で当初の仕様を失ってしまいましたが、こちらはむしろこれからそういう車両が必要になるという設定です。


種別現有車両退役車両旧世代車両
通勤用車両1600系 8連×19本=152両
1800系 8連×16本=128両
1000系
1400系
一般用車両N2000系 6連×16本=096両
2400系 6連×14本=084両
2000系
5000系
4600系4200系
4800系4400系
急行用車両3200系 8連×14本=112両
5200系 8連×14本=112両
5400系 8連×16本=128両
6200系 8連×08本=064両
2000系
5000系
3000系
4000系(快速用)
臨時用車両6400系 4連×13本=052両
7600系 4連×08本=032両
6000系
特急用車両7400系 8連×13本=104両
7800系 8連×14本=112両
7000系
7200系
8000系


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