南西急行電鉄研究会

6000系


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6000系先頭部

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6000系側面・車内

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6000系編成構成

1.登場の経緯

 6000系は、旧特急車8000系が受け持っていた団体列車・臨時列車運用、および、青海線水澄線の遠距離通勤客をターゲットとした新設列車への充当を目的に平成2年度に企画された。当時の南西急行はバブル経済下の需要超過状態にあって、6000系は大需要に対応するための急場凌ぎの車両と位置づけられていた。平成3年度に7本56両が一挙に登場し、平成4年10月ダイヤ改正から新設の通勤特急平成20年6月ダイヤ改正で快速急行に改称)に充当された。

2.主な仕様

 本形式は多目的に使えることを狙い、特急として代走しても見劣りしないよう両開き2扉転換クロスシート車となった。地下鉄谷町線への直通に対応して車体幅は2800mmとされ、当時企画が進行していた1600系の設計を先取りしている。この仕様が策定されたのは、当時、南西急行が谷町線内と美咲空港を結ぶ空港アクセス列車を検討していたことが影響している。また、コストダウンのため車体は3000系の軽量ステンレスから鋼製に戻された。

 編成は、8000系が4両の単独編成で運用された例がほとんど無いという実績に基づきTcMM'TTMM'Tcの8連固定とされた。2・6号車後部にトイレを備えて長距離運用にも対応。制御システムについては、VVVFインバータ制御車の省エネルギー性とメンテナンス性を重視し、3000系のインバータ装置を改良し、大容量GTOサイリスタを使用してコストダウンを図ったものを導入している。

 保安装置は、TSP-ATS(南西急行・新東武線用)およびATC(谷町線用)を装備。列車無線装置も急行線用と緩行線用(すなわち谷町線・新東武線と共通)の2種類を有し、南西急行・東京メトロ谷町線新東武鉄道の全線に乗り入れが可能。新東武線日光までの入線実績がある(中間のT車2両を抜いた暫定6両編成とされた)

 座席配置は、登場当初はドア間に転換席12列、車端部にボックスシート、ドア付近のボックスシート側に補助席を8席設ける構成であったが、後年に改造が行われている(後述)。なお、ボックスシートは、必要に応じて空港アクセス客用の荷物スペースに変更できるようになっていた。

3.その後の動向

 6000系の基本的な運用は、平日朝ラッシュ時に新八浦・矢積から通勤特急として上京し、夕方ラッシュ時に下り区間急行に充当されて八浦・御幸台へ帰るというもので、朝ラッシュから夕ラッシュの間に団体臨時列車の運用をこなしていた。しかし、団体のスケジュールと車両の運用が合わないケースが多く、営業サイドからは「8000系を廃車したのは早計だった」と車両サイドに苦情が寄せられる事態となった(後にバブルが崩壊して需要が落ち着くとその声は萎んだが)

 また、両開き仕様とは言え、ラッシュ時に2扉車を運用するのは客捌きの点から問題が多かった。そのため、平成20年度から、緩行線用のグリーン車に転用するための工事(詳細は別項)が施工され、6000系は役目を終えて形式消滅した。乗客からは人気のある車種であったため惜しむ声は大きかったが、オペレーションサイドからは「何に使うにも中途半端で、使い方も中途半端」と、あまり良い評価は得られなかったようだ。朝夕ラッシュ時の快速急行・区間急行の運用は急行用車両(後に一般用車両)に移管され、団体臨時列車の運用は、より特急車に近づいた仕様の7600系6400系に引き継がれている。

 この改造工事においては、ドア間の座席がピッチ900mmの回転リクライニングシートに交換され、車端部のボックスシートもピッチを1800mmに拡大して換装された(このため補助席が廃止された)。また、回転リクライニングシートは背ずりの薄い新設計のものが採用され、シートピッチの狭さを感じさせないよう配慮されている。

 転用されなかった車両は解体され、主要部品が八浦鉄道6000系の建造に転用された。

4.妄想の解説

 鉄ヲタ垂涎の2扉転換クロスシート車です。この車両は、筆者の妄想の迷走ぶりがモロに反映されています。

 当初は4両編成で妄想していましたが、4+4で使うケースが多くなるので8両固定に変更。…が、小口団体に対応できない波動用車両というのもマヌケなので、またまた4+4の構成に改造したことにして設定を見直しました(2006.06.09の更新)。これで将来的にもいろいろなことができそう…と思っていたのですが、「平成20年6月の改正」で臨時列車用の盛り込みスジが非常に使いにくいものになり、「多様な臨時列車に対応」という設定に萌えられなくなってしまったのです。

 そういうわけで、4両編成化したという設定を”なかったこと”にして、8両固定編成に戻す設定変更を行い、最終的には通勤用車両のグリーン車のタネ車にされた…という悲劇を辿ることになります。両先頭車は子会社たる八浦鉄道へ都落ちです。筆者の気紛れに翻弄される6000系に救いあれ…


種別現有車両退役車両旧世代車両
通勤用車両1600系 8連×19本=152両
1800系 8連×16本=128両
1000系
1400系
一般用車両2200系 8連×16本=128両
2600系 4連×32本=128両
6200系 8連×08本=064両
2000系
5000系
4600系4200系
4800系4400系
急行用車両3200系 8連×14本=112両
5200系 8連×14本=112両
5400系 8連×12本=096両
2000系
5000系
3000系
4000系(快速用)
臨時用車両6400系 4連×13本=052両
7600系 4連×08本=032両
6000系
特急用車両7400系 8連×13本=104両
7800系 8連×14本=112両
7000系
7200系
8000系


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