5200系
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1.登場の経緯
5200系は5000系の後継の急行用車両として平成5年度に8連8本が登場した。5000系・3000系に続き、本形式も3扉転換クロスシート車として落成している。平成9年度に二次車8連6本が投入され全14編成112両が揃い、八浦検車区と御幸台検車区に7編成ずつ配置された。平成14年3月ダイヤ改正で関浜車両所(当時は検車区)に異動し、他の急行用車両と共通で東京線の快速・急行に使用されている。
2.主な仕様
座席配置はドア間に固定席2列+転換席3列を設ける形であり、座席定員は中間車で56名。ただし、立席スペースを拡大するため、転換席のシートピッチがこれまでの車両の900mmに対して850mmに短縮されるなど、詰め込み設計になっている。車体構造等の基本設計は3000系と同じで、前面デザインも共通化され、非常扉も設けられている。
編成構成はTcMM'TTMM'Tc'で、パンタグラフはM車に1台搭載し、母線でM車同士を相互に接続している。SIV、CPもM車に搭載している。本形式の電気品の仕様は1600系とほぼ共通であり(ギア比は高速運転向けに設定されている)、前作3000系とは異なる。側窓は、ドア間が固定、車端部が下降式。ドアエンジンは2次車からは電気式が採用され、さらにコストダウンが図られている。
3.空港アクセス対応改造

本件に関しては空港アクセス対応改造#3.5200系の改造を参照されたい。
4.リニューアル


5200系は、2017(平成29)年度から全車を対象としたリニューアル工事が開始されている。工事メニューは以下のとおり。
- 先頭部の行先表示器を大型のフルカラーLEDに更新、車体側面の行先表示器もフルカラーLED化
- 前照灯を高輝度LEDに更新し、尾灯をスカート上部から前照灯と同じランプボックス内へ移設
- 扉間のシートを、固定シート+転換クロスシート3列+固定シート の構成から 転換クロスシート5列 に更新(全シートを交換。ただしシートピッチは850mmのまま)
- VVVF制御装置・補助電源装置(SIV)・CP等を更新
- 1次車のドアエンジンを電気式に更新し、全車・全側扉の上部に情報表示用液晶ディスプレイを新設
…ほぼ同仕様であった3000系はホームドアに適合できず廃車される運命にあるが、こちらはホームドアに適合できたことから最新モデルの車両に見劣りしない仕様にアップデートされており、命運を分けた形になる。
5.妄想の解説

当研究会で最初に妄想した車両です。こんなもん、東京圏で使い物になるわけがありません。妄想鉄道だから可能な仕様ですね。最初に考えたときにはもっとぶっ飛んでいて、4・5号車は二階建の指定席車両を連結するつもりでした。それゆえ快速用の3000系と別モノになっていたわけですが、さすがにサービス過剰ということで取りやめました。
種別 | 現有車両 | 退役車両 | 旧世代車両 |
通勤用車両 | 1600系 8連×19本=152両 1800系 8連×16本=128両 | 1000系 1400系 | |
一般用車両 | N2000系 6連×16本=096両 2400系 6連×14本=084両 | 2000系 5000系 | 4600系・4200系 4800系・4400系 |
急行用車両 | 3200系 8連×14本=112両 5200系 8連×14本=112両 5400系 8連×16本=128両 6200系 8連×08本=064両 | 2000系 5000系 3000系 | 4000系(快速用) |
臨時用車両 | 6400系 4連×13本=052両 7600系 4連×08本=032両 | 6000系 | |
特急用車両 | 7400系 8連×13本=104両 7800系 8連×14本=112両 | 7000系 7200系 | 8000系 |