南西急行電鉄研究会

2200系


2200系/tc2200.gif
2200系先頭部

2200系/2200side.gif
2200系側面・車内

2200系/2200系八浦検車区所属車両.png
2200系八浦検車区所属車両

2200系/2200系御幸台検車区所属車両.png
2200系御幸台検車区所属車両

2200系/2200F.gif
2200系編成構成

1.登場の経緯

 2200系は、5000系の置き換え用として平成20年に登場した一般用車両である。この車両は計画段階では新2000系と呼ばれていたが、旧2000系の全廃から5年しか経過しておらず、八浦鉄道に移籍した車両も同じ2000系を名乗っているため、混乱しないように2200系の形式番号が選択された。当初は暫定的に4両編成2本が登場し、その後の増備で8両固定編成化されている。平成24年度までに八浦検車区御幸台検車区にそれぞれ64両ずつ計128両が投入され、5000系を全廃に追い込んでいる。

 本来、本形式は急行用車両として新造し、3000系一般用車両に転用して5000系を淘汰する前提で計画されていた。しかし、5000系は8両編成換算で16本分存在するのに対し3000系は14本しか無く、不足分を8連2本の少数車種で補完することになる。これは後々面倒なことになるため、5000系を直接置き換える一般用車両として新造する方針に変更されたのである。

 こうして青海線水澄線には前作2600系に続いてまたも新造車が投入されたわけだが、東京線の利用者にとっては当然ながら面白い話ではなかった。「南西急行はなぜ東京線を冷遇するのか」と、ネット上でもちょっとした議論になったことは記憶に新しい。

2.主な仕様

 基本的に2600系5400系(後期車すなわち現在の6200系のマイナーチェンジ車だが、大きく異なるのはドア間の座席をセミクロスシート構成としたことである。

 2600系までの転換クロスシートは窓際からの出入りがし難く、相席を避けるために空席があっても立席を選択する乗客が多く、座席が有効活用されないという問題があった東京線列車は混雑するので座席が埋まるが、青海線水澄線の普通となると混雑度が中途半端で座席が埋まらないのに立席者が出てくる)。そこで、2200系ではグループ客向けのボックスシートと、2人掛けのオープン型クロスシート、2人掛けの内向きシート(もはやロングシートとは呼べない)を組み合わせた、我が国ではほとんど前例の無いシート構成を試みている。これにより、座席数は2600系(中間車)の56席から64席に増加し、乗降性も大きく改善している。シートから可動部が無くなったことでメンテナンスの面でもメリットがある。

 本形式は建造にあたり徹底的なコストダウンが図られている。まず、平成17年度登場の5400系後期車と車体を共通化して設計費を低減していることが挙げられる。また、平成21年10月ダイヤ改正で実現した一般用車両の運用方針変更詳細は別項を参照により8両固定編成化が可能となったことで、高コストな先頭車の建造数を半減させた。その先頭車にしても、運転用機器は5000系の廃車発生品を再用したものである(ATC-D対応時に装備したものであり機器的には最新鋭)。さらに番号が斜体になっている車両は、1600系緩行線グリーン車導入に伴って余剰廃車となったT車)から台車と空調機器を再用しており、当該車を組み込んだ編成を八浦検車区所属として基地ごとに取扱いを統一させている。

 また、当初4両編成で落成した2211F・2221Fの両先頭車には電気連結器が装備されている。M車にもパンタグラフが2台搭載されたままで(青海・水澄方のパンタは常時下げている)、他の編成と形態が異なっている。これは、2600系の運用が苦しくなった時に、臨時に4両編成を確保できるようにするためらしい。これまでに実際にそういう事態が発生したことはないが。

3.空港アクセス対応改造

2200系/2200系4・5号車空港アクセス対応改造後.png
2200系 4・5号車 空港アクセス対応改造

 本件については空港アクセス対応改造#6.2200系の改造を参照のこと。

4.2371F出現

2200系/2371F先頭車.gif
2371F先頭車

2600系/2600系側面・車内改.gif
2371F側面・車内

2200系/2374・2375号車.gif
2371F 4・5号車

 令和2年2月に突如出現した異端車が2371Fである。この編成は、一般用車両8両モノの予備編成を確保するために、2600系の2611F・2621FからTc'2614・Tc2621を切り離し、3200系の量産先行車T3204・T3205を連結して8両に組成したもの。電動車ユニット間の母線引き通しは施工せず、M2372・M2376は共にパンタを2基上昇させて運用している。

 近年の南西急行は、車両への投資を極力抑制しなければならない事情(ホームドア整備を優先するため)から、特急用車両置換に伴う7400系の7471Fのようなキメラ編成を生み出しているが、形式変更を伴う例は初めてのことである。趣味的には面白くとも、車両の現場からしてみれば取扱いが煩雑なこと甚だしいものがあろう。


種別現有車両退役車両旧世代車両
通勤用車両1600系 8連×19本=152両
1800系 8連×16本=128両
1000系
1400系
一般用車両2200系 8連×17本=136両
2600系 4連×30本=120両
6200系 8連×08本=064両
2000系
5000系
4600系4200系
4800系4400系
急行用車両3200系 8連×14本=112両
5200系 8連×14本=112両
5400系 8連×12本=096両
2000系
5000系
3000系
4000系(快速用)
臨時用車両6400系 4連×13本=052両
7600系 4連×08本=032両
6000系
特急用車両7400系 8連×13本=104両
7800系 8連×14本=112両
7000系
7200系
8000系


最近の更新
アクセス数
累計: 1122048
本日: 53
昨日: 4176
一昨日: 2166

Contents