紅林駅
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1.概要
南西急行の輸送上の重要駅の一つで、京神電鉄時代から神宮線が分岐していた。紅林複々線化に併せて橋上駅となり、その後バリアフリー化やエキナカ整備が行われて現在の姿になっている(構造の変遷についてはこちらを参照)。
図の右上はJR川浜線の紅林駅で、同駅との間は屋根付きのペデストリアンデッキで結ばれている。南西急行とJR川浜線は相互に乗客が入れ替わるような関係にあり、乗換客は非常に多い。そのため商業的には西口側(図版の上側)が発展しており、東口側の再開発が急がれている。
緩行線ホームは2面3線で、平日の10:00~22:00、休日の08:00~22:00の時間帯(すなわち神宮線内折り返し運転の列車が無い時間帯)は第二ホーム(3・4番線)が閉鎖され、緩行線下りと神宮線が5番線発着となり神宮線⇔神津方面の乗換を便利にしている。3番線は急行線の退避用に空けられる。急行線ホームには、ホーム端から1.5mの離隔を確保する形で可動柵が設けられており、ホーム幅は非常に広い。
2.時刻表
時刻表 | 平日 | 2東京線上り | 5・6NEWS-Line北行 | 3・4・5神宮線 | 3・4・5NEWS-Line南行 | 1東京線下り |
休日 | 2東京線上り | 5・6NEWS-Line北行 | 3・4・5神宮線 | 3・4・5NEWS-Line南行 | 1東京線下り | |
隣接駅 | ←←旗塚駅 | ←東仙寺駅 | 東城学園駅→ | 有川駅→ | 乾駅→→ |
3.線路配線

当駅は多摩川橋梁・JR川浜線跨線橋を渡り、地平に降りてすぐのところにある。同駅の高架化は川浜市がかつて構想していたが、駅の機能が複雑であり、高架化に至る前の仮線切換までの段階で長い工期と巨額の工事費を要することから「妄想に類するもの」として断念された。そのため、当駅の周辺では道路側をアンダーパスさせることで道路との立体化を図っている。
当駅は、このような地形と神宮線の分岐部分の構造に起因して緩行線と急行線が線路別配線となっており(複々線化の施工が方向別では極めて困難であった)、緩行線・急行線間の転線は緩行下り本線(3番線)を介してのみ可能。日中に3番線を空けているのはこのためである。この設備は急行線の待避線機能を確保するのが主目的であり、急行上り線→緩行上り線、緩行上り線→急行上り線の転線はできない。なお、当駅~東城学園駅間は上下線両方の線路が両方向に運転可能になっている。
4.妄想の解説

駅名は、「特捜最前線」に出てきた紅林刑事からとりました。ちなみに、南西急行電鉄の駅名の由来はいろいろありまして、実在する駅名をちょいと変えたものとか、小さいころに好きだった女の子の苗字やドラマの登場人物からとったものがあります。
紅林駅のモデルは総武線の津田沼駅です。位置的には東横線の武蔵小杉駅や田園都市線の溝の口駅に相当します。当然、JR川浜線はリアル世界のJR南武線がイメージソースになっています。
もともと、この駅は小田急町田駅や京急上大岡駅のようなデパート併設駅にしたくて、2階に緩行線用2面4線、3階に急行線用の相対式ホームを配した立体構造で妄想していました。3階のホームにはデパート直結の改札口があって、しかも上下線でそれぞれ別のデパートにつながっているというトンデモない設定だったのです。
が、結局、ここまでヤルと、こんどは「なんでこうなったのか」というもっともらしい理屈付けができなくなる(デパートを2つ造れるような土地があるなら莫大な建設費をかけて2層構造にしなくてもいいじゃん、ということになる)ので、現在の駅設計になりました。