武蔵神宮駅
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1.概要
当駅は、旧京神電鉄発足時に、東京・神津間の都市間輸送以外の輸送需要を取り込むべく、武蔵神宮への参詣客輸送を企図して開設された。2013(平成25)年3月に東急荻塚線が開業した際に島式1面2線の地下ホームが併設されて現在に至っている。
駅舎は神宮の社殿を模したもので、東急荻塚線の駅舎と兼用するため2012(平成24)年に建築様式はそのままで建て替えられた。駅舎の正面から神宮まで約1kmの参道が伸び、日中は常に賑わいを見せている。しかし、周辺は厳しい景観条例によってマンション等の集合住宅が建てられず人口が伸びなかったため、当駅の乗降客は参詣客を除けばかなり少なく、特に夕暮れ時になると侘しさを醸し出すほどである。東急荻塚線開業後も、南西急行との乗換客は駅から出ないので状況は変わっていない。
2.時刻表
時刻表 | 平日 | 紅林方面 |
休日 | 紅林方面 | |
隣接駅 | ←東城学園駅 |
3.以前の駅構造
東急荻塚線開業前の当駅は頭端式ホーム2面3線の構造であった。1番線は臨時列車専用で上屋も設けられておらず、通常のダイヤでは2・3番線のみが使用されていた。
荻塚線建設時には、周辺の閑静さを壊されることを危惧した住民が反対運動を起こし、施工時の騒音防止に東急は神経を使った。旧1番線のスペースが荻塚線地下ホーム建設時の施工スペースとなり、地下駅完成後に道路施設が設けられているが、これも地元と合意事項の一つである。