南西急行電鉄研究会

東城学園駅

1.概要

東城学園駅/tojo-gakuen.gif

 「東城学園」の最寄駅である(図版の右下側がキャンパス)紅林複々線化に伴い紅林車両基地を学園の用地内に設けるに際し、学園側から用地譲渡の条件として学園名を掲げた新駅の設置が求められたことから、1969(昭和44)年12月に開業した。ちなみに紅林基地の使用開始は1970(昭和45)年2月でそれより少し早いのは、基地開設の準備に従事する京神電鉄社員の通勤の便を図るためである。

 当初は建設の経緯から最低限の設備しか無かったが、車両基地併設駅であり通勤に始発列車が利用できるため住宅好適地として乗客数が伸び、平成19年度にバリアフリー化・橋上駅化がなされるまでに発展した。

 通常、相対式ホームの駅を橋上化すると、改札が二階に集約されて列車へのアクセスが悪くなるケースが多いが、当駅は1・2番線側共にホームにICカード専用の無人改札口を設けることで改善を図っている。二階のラチ外コンコースは川浜市財産の自由通路であり、将来は東城大学病院(図版の左上に位置する)に直結される見込みである。ホーム上のエレベータは、ラチ内用・ラチ外用を兼用しコストダウンを図っている。

 2012(平成24)年に、東京急行電気鉄道の負担金によって学園からさらに用地の譲渡を受け、東急荻塚線の車両を紅林検車区に入出区させるための折返線が設けられた。旅客列車用ではないので客扱用の設備は省略されているが、将来に備えてホームだけは施工されている。

2.時刻表

時刻表平日紅林・旗塚・神津方面武蔵神宮行
休日紅林・旗塚・神津方面武蔵神宮行
隣接駅紅林駅武蔵神宮駅

3.東城学園について

 幼稚園から大学院までを擁し総合教育を標榜する男女共学の学校法人。名称は創立者に由来する。世間的な評判は「中の上」。

 大正期に、株式投資に失敗した大地主の土地を入手して新設されたため広大なキャンパスを有し、有川駅が東側、当駅が北側の玄関となっている。「多くの人との出会いが人を育てる」ことから大規模校主義を採り、通学生・職員は1万人を超える。通学に利用できる列車が朝ラッシュのピーク時間帯の後に集中する事情により、交通機関の混雑を緩和する目的で始業時間が09:20と他校よりも遅くなっているのが特徴である。

 当学園の遠足や修学旅行は南西急行の団体営業のドル箱であり、当駅を発着する団体臨時列車も数多く運転される。



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