南西急行電鉄研究会

当研究会について

このページでは、「南西急行電鉄研究会」サイト製作の考え方をご紹介します。

1.サイト製作の動機

 「南西急行電鉄」という架空鉄道は非常に長い時間(サイトを開設した2003年の10年以上前から)妄想していたもので、これを一つの形にまとめるにあたり、鉄道ピクトリアル誌の増刊号のような一冊の本を作ってPDFとしてダウンロードするような形式を考えていました。

 しかし、本というのは、図表を綺麗にレイアウトするのがとんでもなく難しいですから、最終的にはオンライン文書(すなわちhtml)の形にして、くだらないことで悩まなくて済むようにしたのです。つまり、このサイトはあくまで自己満足のためだけに存在します。ただ、やはり自己顕示欲ってものもありますから、どうせhtml化するなら公開しよう、ということで2003年11月に@niftyのホームページサービスを利用して公開しました。

 その後の経過は以下のとおりです。

  • 2010年10月 サーバーを@PAGESに移動
  • 2013年11月 メインコンテンツを@Wikiに移動
  • 2014年07月 メインコンテンツをToraToraWikiに移動

2.南西急行電鉄「研究会」となっている理由

 1.で申し述べたとおり、本サイトの原型は鉄道ピクトリアル誌の増刊号のような本でした。あの増刊号は、対象となっている鉄道会社が公式に出している項目と、社外の研究者が書いている項目がありますが、いずれも鉄道会社の公式サイトに書かれるような内容ではなく、完全にマニア(研究者)向けになっています。

 一方、鉄道会社の公式サイトというのは、実は鉄道ヲタクには甚だつまらないものですから、それを模してサイトを創ると、自分が本来構築したかったサイトとは全然かけ離れたものになりそうだったのです。例えば、事細かな運賃制度の説明とか、客商売であるが故の美辞麗句の類を山のように揃えなければ、それらしく見えなくなってしまいます。

 ちょっと脱線しますが、世の中に多く存在する架空鉄道サイトは、「公式サイトを模しているのかファンサイトを模しているのか」がよくわからないところが多いようです。公式サイトを模擬していると思われるサイトに、(まず掲載されないであろう)線路配線図や車両の細かな仕様が載っているかと思えば、あってしかるべき全線全駅全列車のダイヤが無い…という具合です。

 当サイトは、そのあたりを差別化するため、明確に「ファンサイト」を模擬することにしました。それゆえ、研究会という名称にしております。ファンサイトとしてはあまりにも社内情報が書き込まれ過ぎですが、これは社内の人がサイトに寄稿している(つまり鉄ピク誌増刊号と同じ)という想定です。

3.このサイトの製作にあたって目指したこと

(1)全列車・全駅のダイヤを公開

 ごく一部を除き、ほとんどの妄想鉄道会社では行われていませんから、ぜひともやってみたいことでした。というのは、全列車のダイヤが確定しないと、保有車両数が確定しなくなってしまうからです。これが確定しないと、最終的には会社の規模が想像できません。

(2)他の架空鉄道サイトには無いコンテンツを設ける

 まず、全駅の立体図と、WebDIAによる時刻表があげられます。駅の様子を妄想するには必要なアイテムでしょう。また、地上設備の設定にも力を入れました。電力設備に重きを置いているのは、筆者の知識と興味がそっちに傾いているからです。

(3)路線形成の経緯を詳細に設定

 電脳戦機バーチャロンなるゲームの関連書籍で「真実の璧」という本からヒントを得ました。ゲーム中に登場するロボット(バーチャロイド)の開発経緯を、開発した企業(プラント)の動きを交えて紹介するという妄想100%爆発しまくりの本なのですが、企業史の妄想でもこれだけ読めるものなのか…という新鮮な驚きがあったのです。本サイトではこれを参考にして、一種の工事誌として南西急行電鉄の歴史をデッチ上げています。

4.このサイトに掲示板が無い理由

 筆者が本サイトを立ち上げる前は、架空鉄道ってかなり盛り上がっていたようですけど、今はかなり下火になってしまいました。ですから、毎日ほとんど誰も書き込んでいないであろう掲示板をチェックするのがイヤだったのです。また、架空モノに付き物のドキュソちょっと変わった人の相手をするのもウザい…

 そのため、自前の板は設置しませんでした。同様の考え方で、筆者はいわゆるSNSもやっていません。2015.02.07まで200X年鉄道路線板をメイン掲示板とさせていただいていましたが、あまりにも同板の書き込みが少ないためか、サービスが停止されたようです。当面、筆者(Panzerfalcon)への連絡方法は無いことになりますので、ご容赦ください。(2015.02.07記)

5.サイト製作に使用しているソフト

Microsoft Visio 2000
恐ろしく古いバージョンですが… ダイヤ作成・車両デザイン・その他図版の作成は全てこれを使用しています。筆者はVisio社がMicrosoftに吸収される前からのユーザーでして、このソフトが無ければ本サイトは存在しなかったでしょう。Visio2000を使用しているのは、それ以降のVisioがグリッド罫線を薄い実線で表示するようになって、ダイヤ製作の場面でとんでもなく見づらくなってしまったからです(Visio2000は点線で表示されます)。
WebDIA
関西電鉄メンバーの串八一番さん作成による、WinDIA(ふゆき氏作)の時刻表データをブラウザ上で表示するcgiです。一時はあきらめかけていた「全駅の発車時刻表」が実装できたのはひとえにWebDIAのおかげです。
OuDia
take-okm氏による、WinDIAに替わる時刻表・ダイヤグラム作成ツールです。このソフトは、支線の表現や、表示されたダイヤグラム上で列車線をクリックするとその列車の時刻データにアクセスできる機能など、大きく強化されております。このWikiでダイヤの解説に使用している図版もOuDiaで作成したものです。
OPTPIX webDesigner
図版の修正や減色に使用しています。すでにWebTechnology社の製品群から外れて久しいですが、今でもかなり使えます。

6.Visioで駅の立体図を描く方法

 Visioにはレイヤーの機能があり、斜線を並べた方眼紙を作って、そのレイヤーにロックをかけることで一種のグリッドを表示させることができます。その上で、ホームや階段・エスカレータ等のシンポルを自作して、それを配置して立体図を作っています。シンボル同士の重ね合わせの順番を管理しないと、立体図として破綻してしまうことに注意が必要です。

当研究会について/Visio1.gif
神津駅の立体図を作っているところ
当研究会について/Visio2.gif
エスカレータのシンボルを作っているところ

 シンボルを作るとき・配置するときには、上図のように補助線を引いて位置決めをしています。

 Visioにも困ったところがありまして、上図では拡大率が600%になっていますが、これ以上拡大させると、描画面周囲のルーラーが0.5mm単位から0.1mm単位に勝手に変更されてしまうという厄介な仕様があります。筆者としては拡大率を上げても0.5mm単位→0.25mm単位→0.125mm単位と1/2ずつ変化してほしいところです。

 それはさておき、一応図ができあがったら、拡大率を100%にしてから【PRINTSCREEN】で画面をキャプチャーして、OPTPIX webDesigner上に貼り付け、不要部分を削除し、減色してgif形式で保存して出来上がりです。

 Visioには図を直接gif形式で出力する機能がありますが、これを使うと図が微妙に崩れてしまうという、これまた困ったバク(に近い仕様)があるので、やむなくこのような手間をかけています。1画面におさまらない図のときはどうするか…? 当然、複数画面をキャプチャーして、OPTPIXwebDesignerで連結して作っているのです。面倒くせー!

7.時刻表イメージの作成方法

 まず、Excelで時刻表を作成します。時刻表のデータは、OuDiaの「CSVファイルへのエクスポート」機能でExcelに持ち込みます。

 Excel上で範囲を指定してコピーし、Optpix webDesigner上で「新規画像で貼り付け」をすると、Excel上で倍率100%で表示させたときのワークシートの画面イメージがそのまま貼り付けられます(つまり、Excelで200%表示にしていても貼り付けられるのは100%表示のイメージです)。この機能は非常に便利で、発見したときは驚きでした。

 この貼り付けられたイメージを減色してGIFファイルとして保存したのが時刻表イメージです。(2012.09.09記、2019年09月時点では不使用)

当研究会について/jikokuhyo.gif
EXCELで作成した時刻表

8.メインコンテンツをWiki化した理由

  • 項目と項目の間を相互参照する場面が増え、いちいちリンクを貼っていくのが面倒くさくなった
  • ページの見栄えを逐一調整して項目を作成するのにイヤ気がさした

 というのが理由です。当初は、(両親の故郷である)和歌山県の企業が運営しているということで@Wikiをベースにしておりました。しかし、@Wikiはどうも動作に不可解なところ(例えば図版を更新しても反映されたりされなかったりする)が出てくるわ、一部の構文がとんでもなく煩雑(例えば他の項目に添付された画像を貼りつけるのに長々と記述させられる)であったり…というわけで、ToraToraWikiへ移転しました。

 移転は手作業で行いましたが、恐ろしく手間がかかりました…こんなに構文が違うとは思わなかった…

9.消費税増税への対応

 当研究会では、模擬ファンサイトでありながら運賃・料金に関するコンテンツを設けているため、平成26年4月1日の消費税増税は非常に憂鬱でした。お金に関する記載があるページは全て更新しなければなりませんし、ICカード運賃などという新機軸が現実世界に導入されたことで架空鉄道側も新たに対応する必要がありました。

 消費税がさらに10%になったらまたあの作業をやるのか…。【追記】ええ、やりましたとも!


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