南西急行電鉄研究会

平成27年7月18日ダイヤ改正

 このダイヤ改正の目玉は、旗塚駅における急行線と緩行線の接続改善である。日中時間帯は同駅において快速各停普通準急急行準快が同時に発着し相互に乗り換えられるようになった。改正規模は平成21年10月ダイヤ改正以来最大となっている。

(1)東京線(急行線)・目黒台線青海線水澄線

A.目黒台線列車のパターン変更

 目黒台線の列車は、別項で述べているように、本来は東京線臨Aスジで設定されていた。しかし、東京線方面の臨時列車が設定されると、目黒台線の列車が旗塚発着に変更されるなど大きくサービスレベルが落ちるという問題があり、目黒台線の利用客からは大変な不評を買っていた。

 そこで、本改正では目黒台線列車を旧臨Bスジで運転するように変更された。また、新臨Bスジは東京線旗塚神津間で2分繰り上げ(上り列車では2分繰り下げ)られ、臨時列車の運転により目黒台線列車のダイヤが影響を受けることが無くなった。

 ただし副作用として、目黒台線内折返の定期列車が大幅に削減されている。これは同線の利用実態に合わせたものと南西急行ではコメントしている。

B.新宿駅における折り返しパターンの変更

 旧ダイヤの朝ラッシュ後の新宿駅における折り返しパターンは、上り快速→下り目黒台線普通、上り急行→下り急行、上り目黒台線普通→下り快速 であったが、新ダイヤでは目黒台線普通 快速 急行がそれぞれ同種別で折り返すようになった平成14年3月ダイヤ改正以前に戻ったことになる)。これに伴って目黒台線普通は新宿駅では全列車が特急用の3・4番線発着に変更されている。

C.区間急行の渋谷駅発着化

 上記に伴い臨Aのスジが新宿まで引けなくなり、このスジを使って運転される区急急行の大半が渋谷発着に変更された。これにより、平成21年10月ダイヤ改正新宿始発になってしまった夕方ラッシュ時の下り区急渋谷始発に戻され、同駅利用者には約6年ぶりの朗報となった。

D.特急ウィングライナーの定期列車化と愛称変更

 多客期の早朝に下り2本、深夜に上り2本が運転されていた北千住美咲空港間の臨時特急ウィングライナーが定期化され、愛称も「ひよどり」に変更された。また、北千住発着の列車と新宿発着の列車が旗塚駅で分割・併合するという、南西急行では初めてのダイヤが導入されている。車種は7600系(後に6400系も追加)となる。なお「ひよどり」という愛称は日本の固有種で外国のバードウォッチャーに人気があることに因んだとされている。

E.朝ラッシュ時快速急行の安本停車

 安本駅の利用者急増に対応すべく、平日朝ラッシュ時の上り快急6本が新たに停車するようになった。

(2)東京線(緩行線)、東京メトロ谷町線

 旗塚駅の急行線・緩行線の接続改善 および 新東武鉄道側の暫定ダイヤ(とうきょうスカイツリー駅開業に伴うもの)解消に伴い、東京線(緩行線)・東京メトロ谷町線・新東武鉄道の3社直通運転系統(NEWS-Line)は全体的に北行列車が5分、南行列車が10分繰り下げられた。また、以下のような変更が行われている。

A.ホリデー準急の廃止

 平成25年12月ダイヤ改正から休日朝に設定されたホリデー準急神津新宿間8本)は大変好評を博したが、本改正で目黒台線からの直通列車のスジと衝突することから、神津大手町間運転の準急に変更された。その折り返し列車も大手町神津間の準急となり、休日朝時間帯の下り方面の輸送力不足の問題にも対策を講じている。

B.花金特急の廃止

 平成25年12月ダイヤ改正以降、金曜日の深夜帯に運転されていた新宿神津特急スターライナー4本が廃止された。南西急行ではその理由を「利用の不振」としているが、そもそもいきなり15分間隔で4本運転するというのは強気に過ぎた。いつもは需要予測過少をやらかす南西急行らしからぬ失敗と言えよう。

 このようなライナー的特急列車は、平成18年3月ダイヤ改正新宿新成原間に2往復設定されたものの、平成20年6月ダイヤ改正で廃止されたという前例がある。南西急行では定着しがたい種類の列車であるのかもしれない。


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