北千住駅
1.概要
JR常磐線、東京メトロ千代田線・谷町線・日比谷線、新東武線、京成線が集まる大ジャンクション駅。元々は貧相な橋上駅であったが、平成9年に完成した新東武線北千住駅の重層化によって本格的な総合駅に生まれ変わった。平成17年8月の「つくばエクスプレス」の開業により、東京の北東側の一大拠点駅としてさらに重要性を増している。
2.時刻表
時刻表 | 平日 | 4・5谷町線・南急線方面 | 1・3日光・鬼怒川・伊勢崎方面 | 2・4・5浅草・亀戸方面 |
休日 | 4・5谷町線・南急線方面 | 1・3日光・鬼怒川・伊勢崎方面 | 2・4・5浅草・亀戸方面 |
3.妄想の解説
2016.01.30の更新で、図版を大きく更新しました。変更点は沢山あって書き切れないので大雑把に言いますと「現実の構造に近づけたけど理想は追っている」となります。
以下、新版に基づいて筆者の妄想の内容を解説します。
- 京成本線が直交
- 「南西急行電鉄」の世界では京成本線が北千住駅を経由しています。リアル世界でもそうなっていれば格段に便利になっていたんですがねえ… ただ、京成が上野直通線を開通させたのは1931年(青砥~日暮里)で、北千住駅がこのような巨大駅になったのは1960年代以降ですから京成線建設当時は北千住を通す必然性は無かったでしょう。
妄想上の北千住駅は、京成がルート変更を行ったのは「営団千代田線の開通と同時期」であり、その後、新東武駅の重層化、TX開通があった、と設定しています。 - 新東武・JR・TXのコンコースはフラット化
- 現実の北千住駅は、本来は単純なはずの構造がそれぞれの事業者の都合で複雑化しているので、その点を是正しました。TX建設の際に、3社のコンコースを完全に同一平面上に並べ、階段・エスカレータ・エレベータの位置も合わせた、という設定です。妄想だからこんなことができるわけですが、このようにできない現実が少々疎ましくもあります。
- 新東武駅は階段数を整理
- 現実の東武北千住駅は階段・エスカレータがとんでもなく多いです。平成9年に重層化が完成した当時は急行線の半蔵門線直通は実現しておらず、緩行線と急行線の乗り換え客が多かったからですね。しかし、妄想の新東武鉄道は昭和56年には急行線が地下鉄谷町線への直通を果たしているので、重層化の際にはここまで上下移動(特に急行線→日比谷線の乗り換え)を考慮する必要は無かったはずです。ということで、駅の構造を整理しました。
- JR駅は2面4線化
- 「妄想の北千住駅にこれだけ路線が集まればJRは絶対これをやっただろう」と考えました。TX駅建設の際に、ホームを国鉄型2面3線から2面4線にして、TX駅の「脚」が構造上適正な位置にくるようにした、という設定です。特急列車はもちろん全列車が停車します。